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にちにち

本棚をひとに見られると落ち着かなくなってしまう

こうやってブログを公開しているのになぜか分からないけれど、わたしはひとに自分の本棚に並べられた本を見られるのが苦手です。正直身内でさえも嫌で、見られていると落ち着きません。別に見られたらお互いに気まずくなるような本があるわけではないのですがそわそわしちゃいます。

はて、なんでだろうと一度考えたことがあってその時に出た結論が、

「本棚は脳内の縮図」

でした。イメージするなら脳内メーカーみたいな。

自分の思考や意識、果ては欲望まで自分の内側が丸裸にされているみたいな気になってくるのです。

並んでいる本を眺めるだけで、いくら表面で澄ました顔をしていても後ろに控えている本が雄弁に語っているように見えてしまいます。

そうは思っても、その時の自分の状態が手元にある本達から客観的に分かるのもまた楽しいところ。

迷走期や憧れ、夢中になっている心が並べられた本に現れていたり、一生懸命に掴もうとしている姿を客観的に知ることができたり。本棚はある意味で自分を可視化してくれている身近なものさしでもあるかもしれません。

果たしてこの感覚がなくなる日がいつかくるのか…

ブログを書いているうちにどうでもよくなっていそうなかんじもしている今日です。