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にちにち

食べ物の感じを表現するのって難しい

春の食べ物のひとつといえば、たけのこ。

煮ても焼いても炊き込みご飯にしてもおいしいオールマイティな食材ですね。

美味しくて好きなのですが、個人的に食べる時に勇気のいる食べ物のひとつです。

何が勇気いるって、あの「えぐみ」です。すんごい苦手で。こうするといいよという対策をレクチャーされて試してみても効果がみられたことがないんですよね…。毎回、食べる時にこのたけのこは大丈夫かとやや不安を抱いています。

えぐみはの正体は灰汁とのこと。しかし、えぐみを説明するのって難しいなと思っていて。喉や舌がいがらっぽいという意味らしいんですけど、具体的に伝えようとするとピンとこなくて、口の中がイガイガして「ァゔぇぇー」という感じとしか言えない語彙力。

柿の渋みもそう。渋いは、舌が痺れるような味という意味と言われても実際はそんなものじゃなかったですし。口が「アガーッ」ってなるほどの衝撃的な味でした。

味を定義するのって難解そう。その意味を作った人の舌にもよるのではないのかと想像してしまいます。やはり体験してから意味付けたのかな。