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にちにち

自分の中にある小さな声を拾い上げていったらなかなかの効果をみせてきた

2024年に入ってからiPhoneのメモアプリにアウトプット用の仮置き場を作った。タイトルに「流動的メモ」とつけ、ピンで固定。アプリを開いてすぐメモできるようにしている。ウィジェットにも設定しており今すぐ書きたいに対応している。

 

重要度や時系列は無視でなんでも書いている。アイデアやふいに浮かんだ言葉、自分が間違えやすい言葉、覚えておきたい日付などなど。自分が分かればそれでいいので体裁は整えていない。すぐ消してしまうメモもあれば手帳に書き写すものもある。

 

アウトプットは手書きが一番だとは思っているが、常にペンと紙を持っているわけではないので浮かんでは消えてしまう「その場限り」の言葉を書き留めておくにはこの仮置き場が私には最適だと思っている。以前はTwitterに書いたりそこにある紙に書いたりと一箇所にまとめずその時目に付いたものへとりあえず書いていた。なかには大切なメモもあったかもしれないが、それらの言葉はゴミ箱行きがほとんどだった。

 

なんてことないことも一時保管するようになり、細かなアウトプットを日常的に行う癖がついた。これを始めてからというもの明らかに頭の中がすっきりしている。余白ができ始めたというか。個人的に意外だったのが、些細なことだと思っていたら私の思考や意識にとっては無視できないことだったりする言葉が結構多いということ。この言葉の仮置き場を作ったことは結果、自分の中の小さな声を拾い上げていく行動に繋がっている感じがする。ここから発展して大きな意識や心のブロックを外すきっかけができたりして今や生活に欠かせないものになりつつある。

 

ひょっとしたら言葉にも落ち着く位置があり、所在地を決めると言葉それぞれそれに相応しい動きを起こす場所に流れていくのかもしれない。