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にちにち

「わたしの解放ガイド」を読んで

去年の月末に、2024年は徹底的に自分に集中していこうと決め、毎年元旦に書くやりたいことリストに「自分にフォーカスしていく」と書いた。書いたはいいけれどあまりに自分を放置し過ぎてきたため、「はて、自分に集中とは…」となってしまった。そんなことを度々考えていたら、たまたま1冊の本が目にとまった。

理学療法士だったセラピストのOCOさんが書かれた「わたしの解放ガイド」という本。

(以外にAmazonより概要説明を引用させていただきます)

「やりたいことが見つからない」
「人生に、希望が見えない」
「そこはかとなく不安がある」
そんな思いを抱えながら、日々に追われて懸命に生きているあなたへ。

知る人ぞ知る、話題のセラピストOCOさんが、あなたの内面の深層にあるこころを紐解いていきます。

こころがもやもやとして、割り切れない気持ちでいっぱいになってしまう。
そんなとき、人は「他者の目線」でものごとを考えていることが多いのです。
あなたが本当に望んでいるのはどんなことなのか。
自分を解放し、「自分主体の人生」を歩んでいくためのガイドとなる一冊です。
また、数多くの絵本や作品集、スピッツのCDジャケットなどを手掛けてきた人気イラストレーターの福田利之氏が装画と本文扉イラストを担当しています。

CONTENTS

Chapter1 こころの仕組み
Chapter2 もやもやしている自分 ~名前のない感情に気づく~
Chapter3 願いを阻むエゴブロック
Chapter4 本当の自分を知るためのステップ

自己啓発系の本が好きでよく読んでいたけど、中でもこの本はわたしにとって特別な本になった。

簡単に読後に起こったことを言うと、

  1. 核となる自分を見失った根本的原因が分かった
  2. X(旧Twitter)をやめる踏ん切りがついて行動に移せた
  3. 過去に知識として学んだことが次々腹落ちし続けて意識と思考に変化が起きている

などなど。他にも細かく色々あるけど目立ったことがこのあたり。

 

「他人目線」から脱し、「本当の自分」へと立ち返ることを徹底して書かれている。

個人的に大きかったことがSNSについての項。この本を手にとった時、わたしはX(旧Twitter)をやめるかやめないかでかなり悩んでおり、どうするかなかなか決められずぐだぐだな状態だった。冷静にSNSがどの様な構造であるかが説かれていたおかげで、そんな自分との間にワンクッションがおけ客観的に見つめられ、これは一度リセットしなければダメだと離れることができた。

 

また、本当の自分が望む在り方へ戻ることの重要性も言われている。本当の自分が全てのベースであり、スタート地点であること。自己実現もここから始まることをせつせつと語られている。全ては「わたし」なのだ。

今の悩みにドンピシャでもあったし、これからへのきっかけともなる本との出会いだった。偶然を装ってそういうここぞっというタイミングってあるなと改めて思った本でもあった。