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にちにち

犬嫌いから犬好きに変わったある言葉

時々ふと思い出す言葉があります。

犬は悪い目をしてない

という子供の言葉。

以前図書館でバイトしていたときに書庫にあった本に書いてあった言葉です。子供達の言葉を集めた本で、みずみずしい視点と感性がぎゅっと詰まっていました。その時に読んだ女の子のこの言葉が今でも鮮明に焼き付いています。

子供の頃に犬に追いかけられて以来、犬が怖くて苦手。むしろ嫌いでした。なぜか分かりませんが、この『犬は悪い目をしていない』という短い一言に衝撃を受けたんです。それまでわたしの目には犬の目は、つり上がってギラギラして見えてました。そうなの?と驚きでした。

 

犬の目を直視することができなかったので、盗み見てみることを何回かしてみた結果、本当でした。めっちゃつぶら。えーってなりました。思い込みが塗り替えられたんですよね。そのうちに犬が怖いがだんだん薄まって、今じゃ犬好き(猫も好き)。むしろ飼いたいになってます。

 

それにしても人間何がきっかけになるか分かりません。まさか犬に追いかけられてダッシュしているわたしが犬飼いたいなんて思っているなんてあの頃のわたしは思っていないだろうな。